ゆず精油の効能・使い方・歴史を専門家が解説
ゆず
Citrus junos
Yuzu 別名:柚子、ユズ
基本情報
| 科名 | ミカン科 |
|---|---|
| 抽出部位 | 果皮 |
| 抽出方法 | 圧搾法(コールドプレス) |
| 主な産地 | 日本(高知県、徳島県、愛媛県など) |
| ノート | トップノート |
| 香りの系統 | 柑橘系 |
| 香りの強さ | 弱 |
| ケモタイプ | 主成分はリモネンで、柑橘類に共通する成分構成です。産地や収穫時期によって香りの印象が変わります。 |
香りの特徴
ゆずの香りは、酸味のある爽やかさと、ほのかな苦みや甘さが重なった独特のものです。レモンやオレンジスイートより落ち着きがあり、和の印象があります。香りの立ち上がりは早く、長くは続きません。

効能・効果
心への働き
体への働き
肌への働き
主な成分
リモネン、γ-テルピネン、シトラールなど
使用方法
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使用上の注意
原液を肌につけないでください。精油は食品ではなく、果汁の代わりにはなりません。柑橘系精油は光毒性をもつものがあるため、肌につけて外出する使い方は避けてください。乳幼児のいる部屋、妊娠中の方は使用前に医師に相談してください。ペットのいる部屋では使用を控えるか、よく換気してください。香りが合わないと感じたら、すぐに換気して中止してください。
相性の良い精油
歴史と文化
柚子は奈良時代か飛鳥時代に日本へ伝わったと考えられ、古くは薬用として栽培されました。冬至に柚子湯に入る習慣は、銭湯が広まった江戸時代から始まったとされ、天保9年(1838年)の『東都歳時記』にも「銭湯風呂屋にて柚湯を焚く」と記されています。柚子=「融通」、冬至=「湯治」の語呂合わせから「融通がきく」と願う説と、年の変わり目に身を清める禊の意味があったとする説があります。
豆知識
柚子は実がなるまで年月がかかるとされ、「桃栗三年柿八年、柚子の大馬鹿十八年」ということわざがあります。柚子湯で「風邪をひかずに冬を越せる」と言い伝えられてきましたが、これは香りと温浴の習慣として受け継がれてきたものとされます。