ニアウリ精油|ユーカリに似た、すっとした呼吸の香り

ニアウリ精油の効能・使い方・歴史を専門家が解説

ニアウリ

Melaleuca quinquenervia

Niaouli 別名:メラレウカ・クインクエンネルビア、バロサム

執筆:(AromaStyle)

基本情報

科名フトモモ科
抽出部位葉
抽出方法水蒸気蒸留法
主な産地オーストラリア、ニューカレドニア、マダガスカルなど
ノートトップ〜ミドル
香りの系統ハーブ系
香りの強さ中
ケモタイプ

1,8-シネオール(ユーカリプトール)を多く含むタイプが標準的で、産地によってはビリジフロールを含むものもあります。成分構成の差が香りの印象を変えます。

香りの特徴

ユーカリに似た、すっと鼻に抜ける清々しい香りです。ユーカリより甘さと丸みがあり、刺激がやや穏やかとされています。ハーブ系の香りが苦手な方でも取り入れやすい印象です。

ニアウリ精油|ユーカリに似た、すっとした呼吸の香り

効能・効果

心への働き

  • 香りが鼻から抜ける感覚は、呼吸を深くするきっかけになります。すっきりしたい場面や、気分を切り替えたい場面で用いられます。

体への働き

  • すっきりした香りは、息苦しさを感じるときに空間の香りとして用いられますが、体の不調を改善するものではありません。つらさが続くときは医療機関に相談してください。

肌への働き

  • 精油は原液で肌につけません。肌に用いる場合はキャリアオイルで薄めてください。刺激を感じやすい精油なので、必ずパッチテストを行ってください。

主な成分

1,8-シネオール、α-テルピネオール、ビリジフロールなど

使用方法

  • ディフューザーで1〜2滴から。呼吸を楽に感じたいときに、短時間だけ香らせる使い方が向いています。
  • ボウルスチーム(蒸気吸入)にも使えますが、必ず1滴から始め、顔を近づけすぎないでください。

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使用上の注意

原液を肌につけないでください。精油は食品ではありません。気管支や呼吸器に持病のある方、妊娠中の方、乳幼児は使用前に医師に相談してください。小さな子どもへの使用は避けてください。ペットのいる部屋では使用を控えるか、よく換気してください。使用中に息苦しさや咳を感じたら、ただちに中止して換気し、必要に応じて受診してください。

価格帯 スタンダード価格帯(10ml:1,500〜3,500円)
初心者おすすめ度 ★

相性の良い精油

  • ユーカリ(ラジアータ)、ティートリー、ペパーミント、ラベンダー、レモン

歴史と文化

ニアウリはオーストラリアやニューカレドニアに自生するフトモモ科の樹木で、現地では葉の香りが古くから暮らしに使われてきました。同じフトモモ科のティートリーやユーカリと近い関係にあり、蒸留によって香り成分を取り出すようになったのは近代のことです。

豆知識

「ユーカリプトール」と呼ばれる1,8-シネオールを多く含むため、ユーカリの代替として紹介されることがあります。ただし植物としては別種で、香りの甘さや丸みが異なります。