ビターオレンジの葉と青い実、精油の瓶

プチグレン精油|ビターオレンジの葉から採るグリーンの香り

プチグレン

Citrus aurantium

執筆:(AromaStyle)

基本情報

科名ミカン科
抽出部位葉と枝
抽出方法水蒸気蒸留法
主な産地パラグアイ、フランス、チュニジア、エジプト、イタリア
ノートミドルノート
香りの系統樹木系
香りの強さ中
ビターオレンジの葉と青い実、精油の瓶

香りの特徴

グリーンでみずみずしく、ほのかな苦みのある香りです。花の甘さを持つネロリに比べると葉っぱらしく、柑橘の明るさを抑えた落ち着きがあります。酢酸リナリルの花のような甘さが、香りに上品さを添えます。

効能・効果

心への働き

  • リフレッシュ
  • 気分の切り替え

体への働き

  • スキンケア

肌への働き

  • 脂性肌のケアに用いられることがあります。肌に使うときは1%以下に希釈してください。

主な成分

酢酸リナリル(40〜55%)、リナロール、α-テルピネオール

使用方法

  • 芳香浴
  • スキンケア
  • ルームスプレー
  • マッサージ

芳香浴・ディフューザー:2〜3滴。柑橘系の明るさを抑えた香りなので、日中の仕事の時間にも馴染みます。

スキンケアオイル:キャリアオイル10mlに1〜2滴(0.5〜1%)。

ルームスプレー:無水エタノール5ml+精製水20mlに2〜3滴。

合わせるなら:ネロリ、ベルガモット、ラベンダー、ペチューバーのような樹木系と合います。同じビターオレンジ由来の精油と重ねると、香りのつながりができます。

使用上の注意

肌に使うときは1%以下に希釈し、原液を直接つけないでください。使用前にパッチテストを行ってください。

葉と小枝を水蒸気蒸留した精油で、光毒性の原因となるフロクマリン類を含みません。ただし、柑橘系の精油と混同せず、取扱表示を確認してください。

妊娠中・授乳中の方、持病のある方は使用前に医師へ相談してください。

乳幼児やペットのいる環境では、換気をしたうえでごく少量にとどめてください。

価格帯 スタンダード価格帯(10ml:1,500〜3,500円)
初心者おすすめ度 ★★★★

相性の良い精油

  • ネロリ、ベルガモット、オレンジスイート、ラベンダー、ローズマリーと相性がいいとされています。

歴史と文化

名前はフランス語のプティ(小さい)グラン(実)に由来し、未熟な青い果実から採っていた時代の名残といわれます。現在は主に葉と小枝から採ります。

豆知識

ビターオレンジ1本から、花のネロリ、果皮のビターオレンジ精油(ビガラーデ)、葉のプチグレンと、異なる香りが採れます。同じ植物から採れるのに香りがまったく違うのが、精油の面白いところです。