アロマテラピー検定 独学ガイド|対象精油38種と通信講座の比較

アロマテラピー検定は、公式テキストと公式問題集があれば独学でも合格を目指せる試験です。合格率は1級・2級ともおよそ90%、合格基準は正答率80%とAEAJが公表しています。このページでは、第55回の試験概要、独学に必要なものと費用、対象精油38種の一覧、通信講座を選ぶ場合の比較、3か月の進め方をまとめました。

このページでわかること

  • 第55回(2027年1月17日)の試験日程・受験料・出題数
  • 香りテストが廃止されたこと(古い情報との違い)
  • 独学に必要な教材と費用の目安
  • 対象精油38種の一覧(2級11種・1級30種)と、それぞれの詳細解説へのリンク
  • 通信講座4社の特徴の比較
  • 3か月で仕上げる学習スケジュール

第55回 アロマテラピー検定の試験概要

AEAJ(公益社団法人 日本アロマ環境協会)が公表している受験要項は次のとおりです。

試験日 2027年1月17日(日)
2級:10:45〜(試験時間30分)/1級:14:00〜(試験時間35分)
申し込み期間 2026年10月30日(金)〜12月7日(月)
申し込み方法 インターネットのみ
受験料 2級 6,600円(税込)/1級 6,600円(税込)/2級・1級併願 13,200円(税込)
受験資格 年齢・経験などの制限なし
出題数 2級:55問/1級:70問
合格基準 正答率80%
試験形式 インターネット試験(パソコンまたはスマートフォン)
受験環境 個室推奨。公園・インターネットカフェ・レストランなどの公共スペースでの受験は不可
認定証発送 2027年2月17日(水)予定

申し込み開始日まで時間があるため、いまは学習を進めながら、10月30日を待つ形になります。試験は年2回(1月・7月)です。

香りテストは廃止されました

ここは、古い情報が残りやすいところです。第52回(2025年5月)から、香り資材の送付と「香りをかいで答える問題(香りテスト)」は実施されていません。事前送付による不正行為の防止が理由で、試験前の郵送物もありません。

「香りテストの対象は17種類」「香りテスト対策に精油セットが必要」と書いたページが今も数多くありますが、2025年5月以降は当てはまりません。試験会場に香りは出ません。対策の中心は、公式テキストの読み込みと問題集の反復になります。

ただし、精油の特徴を覚えるときに実際の香りをかいでおくことは、理解の助けになります。香りを「当てる」必要がなくなったことと、香りを知っておくことの価値は別の話です。

独学に必要なものと費用の目安

教材 価格(税込) 備考
アロマテラピー検定 公式テキスト(1級・2級)2,640円 2,640円 AEAJ発行。1999年9月創刊、2020年6月改訂版。試験問題はこのテキストから出題されます
アロマテラピー検定 公式問題集 1,430円 1,430円 AEAJ発行。公式問題集が対策の中心になります
受験料 6,600円 1級のみ受験する場合

合計は10,670円です。ここに精油を揃える場合は、市販の精油セットの価格が加わります。香りテストが廃止されたため、精油セットは必須ではありません。すでに手持ちの精油がある場合、買い足す必要はありません。

公式テキストと問題集は、AEAJの公式サイトのほか、全国の書店・電子書籍ストア・取り扱い店舗でも購入できます。AEAJのマイページ登録が必要な購入方法と、会員割引があります。

対象精油38種(2級11種・1級30種)

1級は2級の範囲を含みます。1級から直接受験することもできます。

2級の対象精油(11種)

1級で追加される精油(19種)

精油名をクリックすると、AromaStyleの精油図鑑で、学名・科名・抽出部位・抽出方法・原産国・主な成分・香りのノート・使い方の場面・注意点・よくある質問を確認できます。図鑑の記事は、AEAJの公式テキストの内容を写したものではなく、公開情報をもとに独自に整理したものです。

精油図鑑の一覧を見る

無料の学習ツール

対象精油38種について、学名・科名・抽出部位・抽出法・主成分・作用・注意事項の7項目を、カード形式で確認できる無料のツールを公開しています。会員登録は不要です。

香りテストが廃止され、覚える対象が「香り」から「知識」に寄ったことで、テキストの内容を何度も引き直せる形にしておく価値は高くなりました。通勤中や休憩時間の復習に使えます。

アロマテラピー検定1級 精油38種 学習ツール(無料)

このツールは、アロマテラピー検定の学習を補助するために当サイトが作成した非公式のツールです。AEAJおよびその関係機関とは一切関係ありません。

通信講座を検討する場合の比較

独学に向かないのは、次のような場合です。学習の計画を自分で立てるのが苦手、質問できる相手がほしい、精油や基材を一式そろえる手間を省きたい、開業まで見据えて実技も学びたい。

通信講座の主な選択肢を整理しました。価格は2026年10月14日時点の各社公表または比較サイトの記載です。キャンペーンや改定で変わるため、必ず各社の公式サイトで最新の条件を確認してください。

講座 特徴 受講料(税込)の目安
ユーキャン
公式サイト
公式テキストが同梱され、精油38種とディフューザーが付属。標準学習期間3か月(指導9か月)。初学者の比率が高い 55,000円(比較サイトの記載)
ヒューマンアカデミー(たのまな) 教材のボリュームが大きく、精油38種とホホバオイル300mlが付属。開業ノウハウまで扱う。標準学習期間6か月 67,100円(比較サイトの記載)
キャリカレ
公式サイト
AEAJのアロマテラピー検定1・2級と、JADP認定アロマトリートメントアドバイザー®のW資格に対応。90日で完成。サポート期間内は講師への質問が無料 58,800円〜78,800円(コース別・比較サイトの記載)
オンスク.JP
公式サイト
オンライン完結。講義動画50回(約6.5時間)、練習問題560問、ダウンロード教材。月額制の講座です 月額制(公式サイトでご確認ください)

注意しておきたいこと。どの講座を選んでも、合否はそれほど変わりません。合格率がおよそ90%で、合格基準が正答率80%だからです。選ぶ基準になるのは、料金の安さよりも「精油や基材をどこまで教材でそろえたいか」と「質問できる回数」の2点です。

また、アロマセラピストなどの上位資格は、通信講座だけでは取得できません。AEAJ認定スクールでの実技カリキュラムの履修とカルテ演習が必要です。開業を目指す場合は、検定の後にこの段階が控えていることを見込んでおいてください。

3か月で仕上げる学習スケジュール

時期 やること
1か月目 公式テキストを1回通読する。第1章〜第4章(基本・精油・安全性・実践)を中心に、用語に慣れる
2か月目 精油のプロフィールを精読する。学名・科名・抽出部位・主成分を、図鑑と突き合わせながら確認する
3か月目 公式問題集を繰り返す。間違えた問題は、テキストの該当箇所に戻って確認する

1級は出題範囲が広く、メカニズム・ビューティ&ヘルスケア・歴史・法律の章が加わります。2級から受験する場合も、1級の範囲を見据えておくと遠回りになりません。

過去問の入手先には注意が必要です。AEAJは試験問題を公表していないため、市販の「過去問」と称する教材は、内容が不確かな場合があります。対策の中心は、公式テキストと公式問題集に置いてください。

よくある質問

Q. 独学でも合格できますか?
合格率は1級・2級ともおよそ90%で、合格基準は正答率80%です。公式テキストと公式問題集を中心に進めれば、独学でも十分に合格を目指せます。

Q. 何級から受験できますか?
受験資格に制限はなく、1級から直接受験することもできます。1級には2級の範囲が含まれます。

Q. 精油セットは必要ですか?
第52回(2025年5月)から香りテストが廃止されたため、必須ではありません。ただし、香りを知っておくことは内容の理解を助けます。

Q. 試験会場はありますか?
会場での受験ではなく、インターネット試験です。パソコンまたはスマートフォンで、個室での受験が推奨されています。公共スペースでの受験はできません。

出典

免責事項

  • このページは、アロマテラピー検定の受験を検討する方に向けて、AromaStyleが公開情報をもとに作成した非公式の情報です。公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)およびその関係機関とは一切関係ありません。
  • 試験日程・受験料・出題範囲などの制度情報は、変わることがあります。受験の際は、必ずAEAJの公式サイトで最新の情報を確認してください。
  • 通信講座の受講料は、各社のキャンペーンや改定で変動します。最新の条件は各社の公式サイトでご確認ください。
  • アロマテラピー検定の結果、および各社の講座内容について、当サイトは責任を負いません。