アロマストーリー

香りの好みはなぜ変わるのか|体調と季節で感じ方が変わる理由を解説

執筆:(AromaStyle)

去年は好きだった香りが、今年は重く感じる。体調が悪い日は、いつもの香りが受けつけられない。香りの好みは、一度決まったら終わりではありません。この記事では、好みが変わる理由と、変化を記録する方法をまとめました。

香りは「一定」ではない

同じ精油でも、感じ方は毎回同じとは限りません。匂いを感じ取る力は、体調や環境の影響を受けます。鼻の通りが悪いとき、睡眠が足りないとき、疲れているときは、香りの届き方が変わります。

また、同じ香りを嗅ぎ続けると、その香りに対する反応が一時的に弱まります。これを嗅覚疲労(嗅覚順応)といいます。好きな香りほど、嗅ぎすぎて分からなくなりやすいものです。

季節で変わる

気温と湿度は、香りの感じ方に影響します。暖かく湿度がある時期は香りが立ちやすく、乾燥した時期は飛びやすい——という違いがあります。

同じ部屋、同じ滴数でも、季節によって強さが変わります。夏にちょうどよかった量が、冬には強すぎるということも起こります。

体調で変わる

  • 鼻の通りが悪いとき… 香りが届きにくく、弱く感じます
  • 睡眠が足りないとき… 香りの印象が変わることがあります
  • 食事のあと… 香りの感じ方が変わることがあります
  • 妊娠中… 匂いに対する感受性が変わることがあります

体調がすぐれないときに香りがつらく感じたら、その日は使わないという判断でかまいません。無理に嗅ぐ必要はありません。

年齢でも変わる

匂いを感じ取る力は、年齢とともに少しずつ変化します。若いころに強く感じた香りが、穏やかに感じられるようになることがあります。

これは異常ではなく、変化です。香りの好みが移り変わるのは自然なことです。

変化を記録する

好みの変化は、記録すると見えてきます。

  • 日付… いつ嗅いだか
  • 香り… 精油名と滴数
  • 印象… 好き/苦手、強かった/弱かった
  • 体調… 眠れた、疲れていた、など一言

数か月分たまると、「この香りは夜に合う」「疲れているときは重く感じる」といった傾向が見えてきます。好みを当てにいくのではなく、記録から見つけるほうが確かです。

注意したいこと

  • においを感じにくい状態が数日続く場合は、医療機関に相談してください
  • 片側だけにおいを感じない、鼻血が続くなどの症状があるときも同様です
  • 精油は原液で肌につけないでください
  • 3歳未満のお子様には使用しないでください
  • 香りが合わないと感じたら、すぐに中止してください

よくある質問

Q1. 嫌いになった香りは、また好きになりますか。
A1. なることがあります。しばらく間をあけて、別の香りと組み合わせて試してみてください。

Q2. 家族と好みが違います。
A2. 香りは届く範囲にいる人全員が感じます。弱めにして、稼働時間を短くすると折り合いをつけやすくなります。

Q3. 嗅覚は鍛えられますか。
A3. 嗅ぎ分ける力は、意識して嗅ぐことで変化するとされます。ただし嗅ぎすぎると疲労します。短い時間で区切ってください。

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