アロマストーリー
香りの言葉|トップ・ミドル・ベースって何のこと

香りの説明で「トップノート」「ミドルノート」「ベースノート」という言葉を目にします。これは香りを揮発の速さで3つに分けた考え方です。仕組みがわかると、ブレンドの組み立てがぐっと分かりやすくなります。
3つのノートの意味
| ノート | 立ち上がり | 印象 | 精油の例 |
|---|---|---|---|
| トップ | 最初に強く、すぐ薄れる | 軽い、明るい | 柑橘系、ペパーミント |
| ミドル | 数十分で中心になる | やわらかい、花の印象 | ラベンダー、ゼラニウム |
| ベース | ほとんど残る | 深い、落ち着き | シダーウッド、フランキンセンス |
香りは時間とともに「軽い成分が先に飛び、重い成分が後に残る」という順番で変化します。この流れを「ノート」と呼びます。

ノートは絶対ではない
- 同じ精油でも、産地や濃度で印象が変わります
- 鼻の慣れ(嗅覚疲労)で感じ方が変化します
- 気温が高いと全体的に早く薄れます
- 分類は目安であり、覚える必要はありません
「だいたいどのあたりか」が分かれば十分です。
ブレンドに活かす
- ベースを1つ決める … 香りの土台になります。シダーウッドなど
- ミドルで中心をつくる … 主役になる香り。ラベンダーなど
- トップで軽さを足す … 全体を明るくします。柑橘系など
割合はベース1:ミドル2:トップ1くらいが組みやすいところです。まずは2種類から始めても十分です。

よくある質問
Q1. ノートを覚えないとブレンドできませんか。
A1. 覚える必要はありません。香りの持続に差があると知っておくだけで、組み立てやすくなります。
Q2. 同じ精油なのに印象が違うのはなぜですか。
A2. 産地や濃度、気温、鼻の慣れで感じ方が変わるためです。
Q3. 作ったブレンドの香りがすぐ消えます。
A3. ベースにあたる精油が少ない可能性があります。樹木系や樹脂系を少量加えると持ちが変わります。


