アロマストーリー
香水とアロマの違い|同じ香りでも目的が違う

香水もアロマも「香り」を扱いますが、目的とつくり方は別のものです。混同すると使い方を誤るため、違いを整理しておくと役立ちます。
目的の違い
| 項目 | 香水 | アロマ(芳香浴) |
|---|---|---|
| 主な目的 | 身につける香り、印象づくり | 空間や場面の香り |
| 香りの持続 | 数時間〜半日 | 数分〜数十分 |
| 使う場所 | 肌、衣服 | 空間、布、湯 |
| 主な成分 | 合成香料+アルコール | 精油(+アルコール、水) |
香水は身につけて持続させるもの、アロマはその場の香りを楽しむもの、と考えると整理しやすくなります。

原料と濃度の考え方
- 香水は合成香料を組み合わせて設計されることが多い
- 精油は植物から取り出した成分そのもの
- 香水の香りは揮発の段階を設計してつくられる
- 精油は成分構成が自然に決まるため、年ごとの差が出る
- 「アロマオイル」と表示される製品には、合成香料を配合したものもある
表示を確かめる習慣が、選び方の基本になります。
併用するときの注意
- 香水と精油を重ねると、香りが混ざって意図しない印象になります
- 精油は肌に直接つけないでください。必ず植物油で薄めます
- 柑橘系精油には光毒性があります。香水と重ねて肌に使うと、刺激が強まることがあります
- アロマを空間で使う場合は、香水の香りと干渉しないか確かめましょう
- 妊娠中、通院中の方は使用前に医師に相談してください

よくある質問
Q1. 精油で香水を作れますか。
A1. 作れます。精油をアルコールや植物油で薄めますが、香りの持続は市販の香水より短くなります。
Q2. アロマオイルと精油は同じですか。
A2. 同じではありません。「アロマオイル」は合成香料を含む調合品を指すことがあります。表示を確認してください。
Q3. 香水の代わりにアロマを使えますか。
A3. 目的が異なるため、代用にはなりません。身につける香りが必要なら、専用のものを使うのが適切です。


