アロマストーリー
精油の表示の読み方|ラベルからわかること

精油のビンには、いくつかの情報が小さな文字で並んでいます。読み方が分かると、同じ和名でも種類が違うことに気づけます。
ラベルに書かれる主な情報
| 表示 | 意味 | 読み取り方 |
|---|---|---|
| 和名・英名 | 通称 | 同じ名前でも複数の種類がある |
| 学名 | 植物の種類 | 種類の違いを正確に示す |
| 抽出部位 | 花・葉・果皮など | 香りの印象が変わる |
| 抽出方法 | 蒸留・圧搾など | 軽さや重さの傾向がわかる |
| 産地 | 栽培された地域 | 香りの傾向の手がかり |
| 内容量 | 入っている量 | 使用期間の目安になる |

学名が重要な理由
「ラベンダー」と表示されていても、植物の種類は複数あります。学名が書かれていれば、どの種類のラベンダーかが分かります。ローズマリーも、成分の傾向が異なる種類があり、学名で区別されます。表示を確かめる習慣が、思っていた香りと違うという失敗を減らします。
抽出部位で変わること
- 花 … 甘く華やかな印象になりやすい
- 葉 … すっきりした印象になりやすい
- 果皮 … 軽やかで明るい印象
- 木材・樹脂 … 深く落ち着いた印象
同じ植物でも、部位が違うと別の精油と考えたほうがよいほど印象が変わります。

注意したい表示
- 「アロマオイル」 … 合成香料を配合した調合品を指すことがある。精油とは別のもの
- 「○○の香り」 … その植物の精油を使っていない可能性がある
- 「天然」 … 明確な基準がない表現
- 「業務用」 … 用途が限定されている場合がある
- 学名・抽出部位・抽出方法の記載がないものは、情報が限られる
選ぶときの目安
- 学名と抽出部位が書かれているものを選ぶ
- 遮光ビンに入っているものを選ぶ
- 小さなサイズから試す
- 開封後は1年ほどを目安に使い切る
- においが変わったら使用を中止する
- 妊娠中、通院中の方は使用前に医師に相談する
よくある質問
Q1. 学名がないものは買わないほうがいいですか。
A1. 判断材料が減るため、こだわりたい場合は記載のあるものを選ぶのが確実です。
Q2. 産地で品質は変わりますか。
A2. 産地は香りの傾向を示すもので、品質の優劣を示すものではありません。
Q3. 「アロマオイル」と「精油」の違いは。
A3. 「アロマオイル」は合成香料を含む調合品を指すことがあります。植物から取り出した成分のみのものが精油です。

