アロマHow-to
鍋の湯気で香りを広げる|器具を増やさない冬のアロマの工夫

乾燥の季節になると、部屋の香りを整えたくなります。ただ、ディフューザーや加湿器をもうひとつ置くスペースは出ない、という部屋も多いものです。
そこで使えるのが、鍋の湯気です。湯を沸かすその一仕事に、香りを1〜3滴加えるだけです。
湯気は、香りの運び役
精油の香りの成分は、揮発しやすいのが特徴です。熱い湯の表面に精油を落とすと、湯気とともに香りが部屋へ広がります。冬は空気が乾きやすいので、湯気そのものが部屋の湿度の調整にも役立つ場面があります。
この使い方は、鼻のすぐ近くへ寄せて吸い込む吸入とは別のものです。吸入の作り方については、別の記事にまとめています。
用意するものと手順
- 鍋に湯を1〜1.5リットルほど沸かす… 専用の小さな鍋があると安心です。料理用と共用する場合は、その鍋を湯でよく洗ってから使います
- 火を止めてから精油を入れる… 1〜3滴。滴数は量の決め方の表にある、3〜4畳の目安(2〜3滴)を参考にします
- ふたを半分ずらして置く… 湯気と香りがゆっくり広がります
- 終わったら鍋を空にして乾かす… 香りが移りにくくなります
向いている精油
- オレンジスイート… 甘くやわらかい香り。光毒性がなく、香りに癖が少ないので、この方法の最初の1本に向きます
- ユーカリ(ラジアータ)… すーっとした清涼感。強めの香りなので1滴から
- パルマローザ… ローズに似た甘い香り。湯気でふんわり広がります
気をつけたいこと
- 鍋と湯気は熱源です。火から離れず、作業が終わるまで目を離さないでください
- 精油は原液のまま肌に触れないでください。垂れたら布で拭き取ります
- ペットや乳幼児のいる部屋では、使う量を控えるか、よく換気してください
- 鍋のほうに顔を近づけて吸い込むのは避けます。吸入として使うときは、湯の温度を下げてから行う吸入の作り方に従ってください
器具を増やさず、湯をわかす習慣に香りを足せるのが、この方法の良いところです。まずはオレンジスイートの1滴から試してみてください。
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