はじめてのアロマ
はじめてのアロマ入浴|湯船に精油を入れる手順と注意点
入浴は、アロマを最も手軽に取り入れられる時間です。ただし、精油の瓶からそのまま湯船に落とすのは避けてください。この記事では、はじめての人が安心して行えるアロマ入浴の手順をまとめました。
精油はお湯に溶けない
精油は油の成分でできています。水やお湯には溶けないため、そのまま湯船に落とすと水面に油の膜として浮きます。これが体につくと、刺激を感じることがあります。また、浴槽に油分が残り、掃除がしにくくなる原因にもなります。
そこで、精油をいったん「運び役」に混ぜてから湯船に加えます。これがアロマ入浴の基本です。
混ぜるものと手順
| 混ぜるもの | 特徴 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 天然塩(粗塩) | 手軽で、湯に溶けやすい | はじめての1回 |
| キャリアオイル | しっとり感が出る | 乾燥が気になる時期 |
| はちみつ | 溶けやすいが、べたつきが残る | 手元にあるとき |
| 無水エタノール | よく混ざるが、量の調整が必要 | バスオイルを作るとき |
- 小皿に天然塩を大さじ1杯とる
- 精油を1〜3滴落とし、指でよく混ぜる
- 湯船に入る直前に、湯の中で溶かしながら加える
- 10〜15分を目安に浸かり、入浴後は湯を抜いて浴槽を洗う
滴数は、湯量200Lに対して1〜3滴が目安です。多くしても香りが強くなるだけで、良いことはありません。
使わないほうがよい場面
- 皮ふに赤みや傷があるとき
- 妊娠中・授乳中、通院中で、医師に相談していないとき
- 0〜2歳の子どもと入浴するとき(そもそも精油を使わないのが基本)
- 浴室が狭く、換気が十分でないとき
- 長時間の半身浴で、香りを強く感じるとき
追い焚き機能や循環器のある浴槽では、油分が機器に影響することがあります。説明書を確認してください。
注意点
入浴中に頭痛や息苦しさ、皮ふの刺激を感じた場合は、すぐに浴槽から出て、新鮮な空気の場所で休んでください。柑橘系精油は光毒性があるため、入浴後の外出や日焼けには注意してください。精油を入れたお湯は飲まないでください。妊娠中・授乳中の方、持病のある方は使用前に医師に相談してください。
- 精油の原液を直接肌につけないでください
- 入浴後は湯を抜き、浴槽をよく洗ってください
- 残り湯を洗濯に使う場合は、香りと油分が衣類に残ることがあります
- 使った小皿は洗って乾かし、精油の保管場所と分けてください
よくある質問
Q1. 毎日使ってもいいですか。
A1. 毎日でなくても構いません。週に1〜2回、香りを変えながら使うほうが香りに慣れにくくなります。
Q2. 子どもたちと一緒に入れますか。
A2. 年齢によって考え方が異なります。3歳未満は精油を使わないのが基本です。家族で入る場合は、大人が香りを確認してから短時間で使ってください。
Q3. バスソルトは作っておけますか。
A3. 作っておけますが、香りは少しずつ抜けます。密閉容器で1か月を目安に使い切ってください。