アロマHow-to
気象病のセルフケア習慣|アロマと耳まわりのケア

台風や梅雨のたびに頭が重くなる、だるくなる、気分が落ち込む。毎回そうなるなら、症状が出てから対処するより、日ごろの備えを決めておくほうが負担を減らせます。この記事では、気象病とつきあうための習慣づくりを、耳まわりのケアとアロマの使い方からまとめます。
気象病のしくみをおさらい
気圧の変化を感じ取っているのは、耳の奥にある内耳です。内耳でとらえた情報は前庭神経を通って脳へ伝わり、自律神経に指令が送られます。気圧が急に下がると体内の圧力バランスが崩れて内耳が膨張し、自律神経が乱れることで頭痛やめまい、だるさが起こりやすくなる、というのが基本的な考え方です。
内耳の敏感さには個人差があり、乗り物酔いしやすい人は影響を受けやすいとされています。また、猫背やストレートネックなどの姿勢のゆがみも関係しやすいと指摘されています。
つまり、「耳まわり」と「姿勢」と「自律神経の切り替え」の3つが備えの柱になります。
毎日できる耳まわりのケア
耳を引っ張る
- 右手で右耳、左手で左耳を持ち、耳たぶの少し上を水平方向に引っ張って5〜10秒キープします
- そのまま耳を上下に数回引っ張ります
- 耳を前回り・後ろ回りに5回ずつ回します
こめかみと噛み合わせの指圧
- 人さし指と中指でこめかみを押し、20〜30秒キープします
- 頬骨の下の噛み合わせの部分を、同じように20〜30秒押します
- 耳たぶの後ろの骨のくぼみを、斜め上に持ち上げるように20〜30秒押します
気づいたときにこまめに行うのがコツです。痛みや違和感があれば、すぐに中止してください。
姿勢をリセットする
- 首のストレッチ … 細く折ったタオルを後頭部と首の境目に当て、斜め上に引っ張りながら30秒キープ
- 猫背のリセット … 両手を後ろで組み、肩甲骨を寄せて胸を開き、20〜30秒キープ。1時間ごとが目安
アロマを習慣に組み込む
| 時間帯 | 使い方 | 配合の例 |
|---|---|---|
| 朝 | シャワーミスト、またはディフューズ30分 | グレープフルーツ2滴+ベルガモット2滴+ローズマリー1滴 |
| 日中 | デスクでディフューズ30分 | ペパーミント1滴+レモン2滴+ラベンダー2滴 |
| 夜 | ピローミスト、またはディフューズ30分 | ラベンダー3滴+ネロリ2滴+ローマンカモミール1滴 |
気圧の低下が予想される日は、朝から予定に入れておくのがポイントです。当日に慌てて用意するより、決めておいたほうが負担になりません。
天気と体調を記録する
気圧予報と体調を1〜2週間つけておくと、自分の傾向が見えてきます。「気圧が下がる2時間前に頭が重くなる」といったパターンがわかれば、備えるタイミングを決めやすくなります。香りの記録と一緒につけると、合う香りも見つけやすくなります。
注意したいこと
- 片頭痛がある方は、発作中や発作が起きそうなときは香りを避けてください。匂い過敏が出ることがあります
- 妊娠中、呼吸器や皮膚に持病のある方、通院中の方は、使用前に医師に相談してください
- 乳幼児のいる部屋では、ペパーミントなど刺激の強い精油を控えてください
- 猫などペットのいる部屋では、精油の使用を控えるか、十分に換気してください
- つらい症状が続く場合は、我慢せず医療機関に相談してください
よくある質問
Q1. 耳まわりのケアは1日何回行えばいいですか。
A1. 回数の決まりはありません。気づいたときに2〜3回行うのが目安です。押しすぎると刺激になるため、強くしすぎないようにしてください。
Q2. 気象病は治りますか。
A2. 体質や内耳の敏感さが関わるため、根本的に無くすことは難しいとされています。症状を軽くする工夫を重ねる、という考え方が現実的です。
Q3. 市販薬と併用してもいいですか。
A3. 一般的には問題ないとされますが、服薬中の方は必ず医師や薬剤師に確認してください。


