アロマレシピ
ボディオイルの作り方|精油を楽しむ保湿とマッサージの基本

市販のボディクリームに香りを足すのではなく、植物油そのものに精油を混ぜて作るのが手作りボディオイルです。肌に直接ふれるものだからこそ、濃度の考え方と精油の選び方が大切になります。この記事では、基本のレシピと安全に使うためのポイントをまとめました。
肌に使うときの濃度の考え方
精油を肌に使うときは、必ず植物油で薄めて使います。精油そのものを肌に直接つけると刺激になることがあるためです。薄める割合の目安は次のとおりです。
| 用途 | 濃度 | 植物油30mlあたりの精油 |
|---|---|---|
| 大人の日常の保湿 | 1% | 6滴 |
| 大人の部分的なマッサージ | 2% | 12滴 |
| 子ども(6歳以上)の保湿 | 0.5% | 3滴 |
| 高齢者・敏感肌 | 0.5〜1% | 3〜6滴 |
はじめてなら1%(30mlに6滴)から始めるのがおすすめです。濃くすれば効果が高まるというものではなく、刺激を感じやすくなるだけです。
材料と道具(30ml・1本分)
| 材料 | 分量 | 役割とポイント |
|---|---|---|
| ホホバオイルまたはスイートアーモンドオイル | 30ml | ベース。ホホバは酸化しにくく、べたつきが少ない |
| 精油 | 合計6滴 | 香りと用途に合わせて選ぶ |
| 遮光ビン(ガラス) | 1本 | 精油の劣化を防ぐ |
植物油は酸化するとにおいが変わります。開封後は半年ほどで使い切るのが目安です。ホホバオイルは酸化しにくく、はじめての1本に向いています。

作り方(約2分)
- 遮光ビンに植物油を入れる
遮光ビンにホホバオイル30mlを注ぎます。 - 精油を加える
精油を合計6滴加えます。瓶の口を押さえて軽く回し、なじませます。 - 一晩置いてなじませる
すぐ使えますが、一晩置くと香りが落ち着きます。直射日光を避けて保管してください。
場面別ブレンド3種
1. 入浴後の保湿に
ラベンダー精油4滴+ゼラニウム精油2滴。甘くやわらかい香りで、肌の手入れの時間になじみます。
2. 肩や脚のマッサージに
ラベンダー精油3滴+ローズマリー・シネオール精油3滴。すっきりした印象があり、動かしたあとの手入れに向きます。
3. 乾燥が気になる季節に
ローマンカモミール精油3滴+ラベンダー精油3滴。刺激の少ない精油を選んだ、やさしい配合です。

注意したいこと
- 柑橘系精油(ベルガモット、レモン、グレープフルーツなど)は光毒性があります。肌に塗ったあとは、しばらく紫外線を避けてください。外出前の使用は避けましょう
- 3歳未満のお子様には精油を使わないでください
- 妊娠中、通院中の方は使用前に医師に相談してください
- 肌に異常があるとき、脱毛直後は使用を控えましょう
- はじめて使うときは、腕の内側など目立たない部分で少量を試してください
- 目や粘膜につかないように注意してください
よくある質問
Q1. 顔にも使えますか。
A1. 顔は皮脂腺が多く、市販のオイルでも合わないことがあります。まずは体で試し、問題がなければ顔用にはさらに薄い濃度(0.5%程度)で使ってください。
Q2. ベビーオイルの代わりになりますか。
A2. 精油を含むため、乳幼児には使えません。お子様用には精油を入れない植物油だけのオイルを使ってください。
Q3. 香りが強すぎるときは。
A3. 精油を減らすか、無香料の植物油を足して薄めてください。薄めた分は早めに使い切りましょう。

